春花編──奪われたはじめて

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春花は、股間を硬くする芳沢に向かって、自分から――大きく脚を開いた……。
「お、お願いしますっ、して……秀人さん、わたしの初めて、もらって下さい……☆」
潤んだ瞳を向けて訴えかけると、春花は肉溝を自らの手で割り開いた。
くぱぁ……と粘っこく開いた秘裂からは、白く濁った……本気汁がたちまちあふれ出し、お尻の方に垂れてゆく。
今までの春花の甘い匂いとはまったく別種の、生々しい、甘酸っぱい匂いが俺のところまで漂ってくる。
それが鼻孔に届いた途端、俺の股間は今にも精液を放たんばかりに張り詰めた。
これがメスの匂いなんだと思った
生殖を求めていることを、愛しいオスにこれでもかと主張する、メスそのものの匂い。
「……ごく……ん」
本能を直撃するその匂いには、芳沢でさえ逆らえる様子はなく、ますます股間をいきり立たせていた。
春花は犯されたがっている。芳沢の女になりたがっている。
春花の、貞操の危機――だけど、春花自身がそれを求めている。
俺の助けなんてまったく望んでいない、目の前の愛しい男を求める春花……。
俺の体は石像も同然に動かず、春花に覆いかぶさってゆく芳沢を、呼吸も忘れて見つめるしかできなかった。

春花編──曝け出されて

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その開きっぱなしの膣穴から、新しい蜜が泉のようにあふれ出てくる。
蜜と共に、あの匂い――フェロモン全開の春花の香り、メスの香りが、濃密になっていく……。
「くださいっ、ください、これっ……くださいっ! 言うとおりにしたからっ、ごほうび、いっぱいぃっ!」
子供をオシッコさせる時のように、両方の足を抱えられた春花は、恥じらいよりも欲望を募らせる一方で、目の色を変えておねだりした。
「ふふ、春花は本当にやらしくなったなぁ」
ニヤニヤと邪悪に微笑む芳沢に抱えられながら、春花はとろんと、とろけきった淫らな笑みを浮かべる。
「いやらしく、なりましたぁ……秀人さんに教わって、春花のマンコは、秀人さんにいっぱい射精してもらう、排泄穴になりましたぁ!」
「よく言えました……っと!」
その宣言が、始まりの合図だった。
芳沢は怒張の切っ先を膣口にあてがったかと思うと、焦らしもせずにずぶりと突き入れた。
「ふああああああああああああっ!!」
ぢゅぶぶぶぶっ! ぶぢゅんッ!
淫靡な音を立てながら、内側の粘膜を巻き込み……芳沢の怒張が春花の膣内に吸い込まれていく。
「ひっ、ひぅっっ! んおっ、んおぉ……大きいの……きてるぅ……!」

春花編──画面のなかの幼馴染

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「S大学、裏新歓コンパにようこそ~♪」
画面の外から軽薄な声が聞こえてきた。その声に同調するように、ゲラゲラという下品な笑い声が響く。
カメラはその向きをふと変えると、目にふざけた仮面をつけた変にきんきらきんの服を来た男を映した。
「おやおやぁ、もう初めてる気の早い方もいるようですが、進行を続けますよ」
「えー、このコンパは、毎年各サークルの可愛い女の子をなじみのカラオケボックスにご招待しまして……」
「素敵なお薬でトロトロになってもらっちゃって、期待の新人たちと一緒に、めちゃくちゃになって楽しんじゃおうっていう企画なんですねー♪」
「そう、そこで激しく腰を動かしているのは、ラグビー部の新人のー……えー、一応A君B君としておきますねー、どちらも花園経験者、期待の逸材!」
「そして、仲良く並んで犯されてるこのかわい子ちゃんは、ラクロス部、やはり期待の新人──」
司会の言葉に合わせて、ラクビー部のBとやらが、春花を促した。
「ひっ、ひっ、くふううっ、はるか、はるかですぅ♥ ひっ、いいいいっ♥」
春花は、うつろな目をさまよわせながら、快感に溺れただらしない笑みを浮かべ、挨拶してみせる。
その様子は明らかに普通じゃなかった。司会の男が言う『薬』に、完全にやられてしまっているとしか思えない顔だった。
隣の子も同じように、あえぎながら自己紹介する。
「ことみっ、ことみですっ……ふああっ♥ はげしっ、はげしすぎるうぅっ♥」
「春花ちゃんとことみちゃんです。可愛いですねー」
その声につられて、へらへら笑う声が聞こえる。
画面の他にも人がいるようで……よく聞いてみると、別な女の子の嬌声も聞こえていた。

千夏編──放課後の特別指導

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「あの……本当にこんな格好じゃなきゃいけないんですか?」
岡田の言う指導は、女子更衣室で行われることになった。
人気の無い体育館の奥で、男性と二人きり。
そんな状況に不安を覚えながら、千夏は岡田の指示に大人しく従い……それでもついつい何度目かの問いかけをしてしまう。
「不安になるのは分かる。だがさっきも言ったが、少しの辛抱だ」
「……す、すいません……視界が、隠れてると、やっぱり気になってしまって」
「なまじ指の動きが見えると、こちらがマッサージする前にそこに妙に力を入れてしまうからな。このほうがいいんだ」
「は、はい……」
「ああ。だからそんなにこわばらず、安心して身を任せていればいい。これは宮里がスランプから脱するための治療行為なんだからな」
「はい……わかりました……」
誠に見せる勝ち気な態度はなりを潜め、か細い声を出す。
いくら安心するように言われても、千夏は不安の渦中にいた。
男子は裸でやるのだからと説得されて、下着もつけずレオタードのみを着用させられているというこの格好。
さらには指圧だけに集中出来るようにという理由で、アイマスクを装着させられた状態だった。
(こんな格好……するなんて……)
だが不審には思いながらも、藁にもすがる気持ちの千夏は、岡田の言葉に抗えなかった。
黙り込む千夏の姿に了解を得たと解釈したのか、岡田はその手をずいと千夏の脚に伸ばす。

千夏編──受話器の向こうで……

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背後に丸めてあった千夏の制服を、愛液まみれの指でまさぐり、そのポケットから震える携帯を取り出す岡田。
その瞳が、液晶に表示されている名前を見て、邪悪にゆがむ。
「良いか宮里、絶対に切るなよ」
「え?」
渡された携帯を、何が何だか理解出来ないまま、千夏はほとんど条件反射で耳に押し当てた。
『千夏? もしもし。ごめん、もしかして寝てたか?』
「────っ!?」
まだぼーっとしていた千夏は、聞こえてくる誠の声に、ようやく事態を理解して息を飲んだ。
(ま、まずい、何か話さないと!)
「う、ううん……起きてたよ。……っ……はぁ……はぁ」
『そっか。俺の電話で起こしちゃったんじゃなくて良かったよ。それで体調はどうだ?』
「うん、だいぶ良くなっ──ひっ!」
にゅぶぶぶぶぶぶぶッ、ぐちゅううううッ!
「んっ! んっ、んくっ、ん………………ッ!」
『……ち、千夏? どうしたんだ?』
岡田の信じられない暴挙に、千夏は噛み締めた唇から苦しげな呻きを漏らす。
蛇のような血管を這わせた野太い怒張が、Y字バランスでさらけ出された千夏の肉穴に、容赦なく突き立てられていた。
正常位では感じられなかった圧迫感に、千夏はパクパクと間の抜けた顔で口を開け閉めする。

千夏編──千夏と千佳

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再び僅かなラグの後に表示されたスレッドには、封筒の中にあった画像がデカデカと掲載されていた。
顔はモザイクで隠されているものの、画像は鮮明だった。
それを見て……俺は動揺した。
写っているのは、体も髪形も口元も──目で隠れている部分以外、千夏と全部瓜二つの少女だった。
「……うっ……ぁっ……ぐ……」
奇妙なうめき声が喉から勝手に漏れ出した。
心臓が早鐘を打ち、胸が張り裂けそうになる。
どくんどくんと、破裂しそうな勢いの鼓動が響く。
スレッドの……画像の投稿者の名前は『コーチ』となっていた。
(コーチって……まさか……)
岡田の顔が脳裏に、鮮明に浮かぶ。
その岡田に、猫なで声をあげている千夏の姿も。
画像の横には、そのコーチのコメントがあった。

──演技がうまくいかないと悩んでいる千佳と男女の関係になってから一ヶ月少々、最近は演技の幅を広げようということで、バトンの練習も始めてみることにした。一週間もみっちりと仕込んだ結果、かなり手馴れたものになった。
『千佳の口には俺のバトンの味と匂いがしみこんでいるから、もう彼氏とキスなんて出来ないな』と言ったら、千佳はそんなのだめと言いながらマン汁をべちゃべちゃ垂れ流して悦んでいた。この日はこのままホテルで5発ハメ倒した──

更によく見てみると、動画のリンク先があった。
(……映像……まで)
俺は……。
吸い込まれるように、そのリンク先をクリックしていた。