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1.ゲームの進行

本作は、寝取らせ属性を持つ主人公「富蔵 隆彦」(あなた)が、その妻である「愛実」を連れて、淫靡な風習が密かに残り続けている故郷「白縄村(しろなわむら)」へと帰省する夏休みを描いた、オーソドックスなAVGです。

夜這い、恋人の交換、妻の共有……倫理や道徳といった概念が消え、親子や夫婦や友人や恋人という関係が意味を失う逢魔ヶ刻。あなたは自らの欲望を満たすため、何も知らない妻を村の風習「かがち様遊ばせ」の生贄へと差し出します。

寝取らせるのか、寝取られるのか……
愛するのか、愛し合うのか、それとも愛を失うのか……
あなたとあなたの愛しい妻は、淫らな風習のなかでどのような選択をするのでしょうか?

捨てたはずの故郷で、失った何かを取り戻すのか。
それともまた何かを失うことになるのか。
これは、そんな物語です。

2.かがち様遊ばせ

隆彦の故郷・白縄村に古くから伝わる風習です。
春、夏、秋にそれぞれ一回ずつ、一ヶ月間行われるその風習は、白縄村の地下深くで眠りについていると言い伝えられている、巨大な白い蛇神「かがち様」を慰めるために行われます。

その慰める方法とは、男と女のまぐわい──つまりはセックスです。

かがち様遊ばせの期間中は、日が暮れると村男の身体にかがち様が宿り、その男根がかがち様の男根となります。普段は地の底で眠りについているかがち様は、そのままでいると陰鬱な気が溜まる一方です。なのでそうして村男の身体を借り、女とまぐわって陽根から女陰へ溜まった陰気を流し込むことで、再び眠りにつくための準備を行います。

そして、その際に抱く女は、娘だろうが、母だろうが、姉だろうが、妹だろうが、密かに欲情していた隣家の妻だろうが……女が「かがち様お慰め奉ります」の言葉さえ口にするならば、誰を抱いても構わない──そういう慣わしです。

なぜなら、白縄村の日が暮れたその時、男は神の化身となり、女はそれを慰める巫女となります。日常の関係は意味を失い、非日常の理が村を支配します。夜這いであろうが、乱交であろうが、かがち様をお慰めするためにありとあらゆる肉の悦びが許される世界へと変わります。それが、かがち様遊ばせです。

sys01.png蛇神様御神体乃図sys02.png夜毎女の甘い悲鳴が響く隠し調教部屋

3.かがち様遊ばせ──補足

ありとあらゆる不貞や肉悦が肯定されるかがち様遊ばせですが、幾つか細かい規則も存在します。

一つ。日が暮れるまで、かがち様遊ばせについて口にしてはならない。かがち様遊ばせを行ってはならない。

二つ。かがち様遊ばせを行う男は、かがち様になり切るために己の顔を捨てなくてはならない。火男、おかめ、天狗面、翁、般若、変身ヒーロー……その他色々、顔を捨てるために、どのような意匠のものでも構わないので、面を被らなくてはいけない。

三つ。女の口から「かがち様お慰め奉ります」の言葉が無い限り、挿入してはならない。(ただし、女の合意が無くとも愛撫を施すのは問題が無い)

sys03.pngかがち様遊ばせ、面着用例